Netflixドラマ “D.P. -脱走兵追跡官-“をシーズン2まで観た感想

たのしむ

どうも、おこげはんです。
この前、Netflixドラマ “D.P. -脱走兵追跡官-“シーズン1、シーズン2を観ました。
結論から言うと「とても面白かった」です。
面白かったというと浅い感じがしますが、興味深い作品でした。
わたしの感想は最後に書くとして、まずは観たことない方にざっくりとあらすじをご紹介します。

D.P. -脱走兵追跡官- | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
兵役義務により入隊した青年が、軍の脱走兵を追跡する部隊に配属されることに。任務にあたるなかで、脱走した兵士たちがそれぞれ抱える過酷な現実が見えてくる。

ざっくりとあらすじ

Netflixドラマ “D.P. -脱走兵追跡官-” は、
兵役義務により入隊したアン・ジュノ(チョン・ヘイン)は洞察力を評価され、兵士の脱走を捕まえるD.P.に配属されます。
入院していた先輩D.Pハン・ホヨル(ク・ギョファン)が軍病院から復帰し、ジュノとコンビを組み、脱走兵を捕まえる為に奮闘します。
その背後にある過酷な現実に立ち向かうヒューマンドラマです。

韓国の徴兵制度について

韓国では国防のために徴兵制度が採用されており、
一般的に満19歳から満28歳までの男性が対象とされています。
徴兵の対象年齢や期間は法律によって定められており、年々変動することがあります。

韓国の徴兵制度においては、基本的に陸軍、海軍、空軍のいずれかの軍種に徴兵されることになります。
徴兵期間は軍種によって異なりますが、一般的には18~21ヶ月の間です。
ただし、特定の分野で優れた才能を持つ者や、スポーツ選手、芸術家などは、代替服務を行うことが認められる場合もあります。

また、韓国では徴兵忌避(兵役逃れ)を防ぐため、適切な理由がない限り兵役を免れることは難しいです。
徴兵制度の遵守は、国民的な課題とされており、多くの韓国の男性は徴兵義務を果たすことになります。

近年、韓国では女性にも軍事義務が課される「女性の兵役制度」を導入する検討も行われていますが、まだ実施されていない状況です。

韓国の徴兵制度は国防の一環として存在し、国内外でさまざまな議論がされています。

D.Pとは?

D.Pは脱走兵追跡官(Deserter Pursuit)の略称です。
脱走兵(軍隊から逃げ出した兵士)を捜索・逮捕する任務を担当する軍隊内の専門職です。
彼らは軍隊の秩序と規律を維持し、脱走兵が引き起こす潜在的な脅威を取り締まる役割を果たします。
軍隊内の規律を保つことは、部隊の運営と戦闘力を維持するために非常に重要です。

D.Pは、脱走兵の逮捕に関する情報を収集し、その情報を元に捜索活動を行います。
彼らは、脱走兵がどのような経路で脱走したか、どの地域に逃げ込んだかなどを調査し、彼らの行動パターンを分析します。
また、脱走兵の関係者や知人から情報を得ることもあります。

捜査の結果、D.Pは脱走兵の身元特定や居場所の特定に成功することがあります。
逮捕時には、法的手続きに従って脱走兵を拘束し、軍隊に連行します。その後、脱走の背後にある理由や問題を調査し、適切な対応を検討することもあります。

D.Pの役割は、軍隊内の規律を維持し、脱走行為を防ぐことに加えて、脱走兵たちの問題や背後にある事情に理解を示し、適切な対応を行うことも含まれます。
これにより、脱走兵の再発を防ぎつつ、個々のケースに適した支援を提供することが目指されます。

原作は?

原作は、キム・ボトン氏のウェブ漫画『D.P.犬の日』
D.P出身の実体験に基づく作品だそうです。

実際に観た感想

軍隊自体がなかなか私たち日本人にとってはなじみのないことではあるのですが、
韓国社会が抱える実情や問題をひしひしと感じました。

韓国の方が軍隊についてお話しているYoutubeなども拝見したりしましたが、
やはりいじめやパワハラなどは今もありそうですよね。

あまりにもリアルに描かれているため兵役が終わった男性の中にはこのドラマを見ることがキツイと感じる方もいるようです。

若い男の子たちの貴重な約2年間を、、、と考えると同時に、一見平和に感じますがまだ戦争は終結していないんだということを改めて感じました。

ドラマなので、全てがリアルということではないと思いますが、観る人にとって色々と考えさせられる作品だなと思いました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました